皆さん、こんにちは!ゆうめいです!
今回はこのコロナ禍で一気に進んだ職場のオンライン化について紹介します
これを読めば会社や職場をオンライン化するための実践的なノウハウがかなり得ることが出来ます
皆さんの会社の職場はオンライン化されているでしょうか?
このコロナ禍で会社や職場によってオンラインを通して仕事をする方が多くなりました
一方、一時はオンライン化をしたが元に戻してしまったり
オンラインでの活動とリアルの活動の両方していたり
様々な働き方になり環境も格差が拡がりました
チームリーダー
オンラインで在宅ワークが増えるとスタッフとのコミュニケーションが
減ってしまい、仕事の効率が悪くなりそう
若いスタッフはオンライン化にして在宅ワークを望んでいるけど
自分自身がオンラインに詳しくないからあまり積極的にはなれないよ
会社や職場のオンライン化は今からでも遅くありません!
実際にやってきた感想としてメリットしかないです
業績を上げる事も出来、
働き方改革にも繋がるオンライン化を是非を進めましょう!
私はとある会社の営業拠点の支社長を7年務めています(勤務27年)
現在は6県を管轄する拠点長としてスタッフのマネジメントを行っており
コロナ禍になった当初からどこよりも早くオンラインに切り替えて、Zoomを活用した会議・研修・朝終礼をを2年間毎日欠かさず行っています
オンラインに特化することで様々なメリットが得られ、結果も出ています
記事が一定量(13,000文字、読むのに約30分くらい)あります
実際使用しているオンライン機器を見られたい方はどうぞこちらからご覧下さい↓
はじめに(コロナ禍でオンラインがスタート)
私はメーカー勤務であり、営業拠点の支社長をしています。
コロナ禍になり職場のオンライン化が一気に進みました。
弊社は全国に拠点のある会社ですが、
私の所属している部署が全国でも飛び抜けて一気にオンライン化が進みした。
その実績を基に、オンライン化の流れは全社に波及しました。
もうリアルに戻る事が出来ないくらい進み、オンライン化による様々な恩恵を被っています。
その恩恵とは経費の大幅な削減、職場内外のコミュニケーションアップ、営業成果の向上、安全安心面、働き方改革等々様々です。
今回はその実績や方法、その考え方を余す事なく色々な角度からお伝え致します。
オンライン化に向けた覚悟が有れば同じような効果は得る事が出来ます。
書いてある内容をヒントにして是非とも貴社のお役に立てれば幸いです。
尚、少しでもお役に立った場合はこのブログにコメントを頂ければ今後の発信内容の参考にさせて致します。
オンライン化による経費削減実績

結果(私の所属している部署)
年間(2020年)4,000万の経費削減(コロナ禍前比)
経費前年比 ●●%(人件費は除く)
主な削減内容
●会議費 1,440万(月平均約120万)
●旅費交通費 960万(月平均80万)
経費項目39科目中 ほぼ全ての科目で経費軽減
経費増科目
運送費だけです
オンライン化により今まで会場に持参し、渡していた資料を送付するようになった為、送付機会と量が増えました
しかも他の企業も同様で物流が混み合い、運送費もかなり上昇しました
しかし経費全体からすると僅かなものです
コメント

今まで減らす事が出来ないと思われていた固定費が削減出来ました
コロナ禍でなければこんな事は到底出来ません
部署の利益的に見ると売り上げはダウンしましたが
経費を大幅に削減出来たことで
利益は上がりました
つまりやり方次第で、
コロナ禍は企業の損益分岐点を下げる絶好のタイミング
であると実証できました
社内のコミュニケーションアップ

コロナ禍になり2020年4月中旬から社内で毎日Zoomを活用しています。
それはコロナが蔓延して今後どうなるのか分からない時、
毎日スタッフは在宅勤務が続き、電話連絡が中心になり皆んなの気持ちが落ちていました。
そんな時あるスタッフが「朝礼くらい皆んなでやりたい」
その声で、「じゃあ!オンラインを活用して朝礼しましょうか!」
それがスタートです。
それから現在に至るまで、毎日欠かさず行っています
継続することで日々進化・成長を遂げています。
結果、オンライン化する事で社内のコミュニケーションが飛躍的にアップしました。
コロナ禍前のリアルで活動していた時とは比べ物になりません。
それでは社内の変化を見ていきましょう。
コロナ禍前(リアル)
毎日、出張のないスタッフ以外は職場で集まって朝礼と終礼を行なっていました。
朝礼(社訓唱和、体操、朝礼担当者一言、私から一言、今日の行動予定、連絡事項)
終礼(連絡事項、明日休みのある人確認)
現在(オンライン)
毎日、朝礼当番(スタッフ全員が順番)が朝礼の始まるまでにzoomのURLを皆んなにメール送信。
オンライン朝礼(社訓唱和、体操、朝礼当番から一言、私から一言、今日の行動予定、連絡事項)
夕方ミーティング(今日の活動報告、情報共有事項発信)
社内の変化

コロナ禍前と現在と記載すると大して変化が無いように見えますが、
リアルの時には全体朝礼で報告連絡事項も出際良くやるという雰囲気でした(私も短時間で業務連絡的に話してました)
それが、
オンラインで切り替わってから、各スタッフの報告時の熱量が明らかに変わりました。
オンラインでする事でお互いの顔も見え話もよく聞こえます
私自身の挨拶もスタッフに活動において意識して欲しい内容をしっかり毎日語る様になりました、
特にスタッフそれぞれの活動報告の変化が大きかったです
今までお互いに何をしていて、取引先に対してどんな働きかけ(内容や工夫点)をしているかが知っている様で知らない部分が多かったですが、
今では自分の活動内容包み隠さずにオープンになりました
「自分が今日何をしたのかをしっかり話したい!」
「皆んなの話をしっかり聞いて自分の活動に取り入れたい!」
という気持ちが互いに伝わり、
もっと良い話したい!情報を得たい!という欲求が相乗効果で高まりました
工夫した点
夕方ミーティングの時間も終業定時(17時25分)間際のギリギリでやるのでなく、
少し余裕を持った時間(16時30分)で行っています
ミーティングまでの時間を以前より集中して業務を行い、
ミーティング後にあと少し頑張るというメリハリが効いた活動が出来るようになりました
※終業時間ギリギリにするとみんな話すのも焦りや気を使うので余裕を持った時間で行っているのが功を奏しました
最初の半年は情報共有はもちろんの事、オンラインの調子の確認(電波不調、バージョンアップしていない、機器操作の慣れ)も含めての意味合いも多かったです
※zoomは定期的にバージョンが変わるので更新しておかないと不具合を起こします
※zoom機能は普段から使用しておかないと、いざという時に操作感が鈍っている事が多いです。
お陰で、私の部署スタッフ(20代から60代までいます)は1人残らずzoomの基本操作は習熟出来ています

社内会議

毎日の朝礼や夕方ミーティングだけでなく月2回の社内会議もコロナ禍前から行なっています
社内で各種業務に関することを共有する大事な時間ですので、
今では皆んな当たり前にように
会議が始まるまでに
共有したい内容を皆んなに事前メールしたり、当日画面共有する資料を事前に準備し
社内会議も行なっています
社内会議は基本在宅勤務にしてマスクをせずに顔もちゃんと見えるので
非常に円滑にテンポ良く会議が運営できています
全くもって問題ありません


オンライン営業活動

オンライン化する事で我々の営業活動内容も劇的に変わりしました。
今まで出張に行き、会議、研修、スクールや面談や打ち合わせを行っていました
その全てをオンラインに切り変えました。
オンライン化してから、以前は常に開催していたリアルでの集合教育は一度も行っていません。
やってみると、
全く問題ありません
問題どころか、むしろメリットばかりです。
実際に行なっているのは大きく分けて2種類あります
私の部署の業務は複数人数を集めての集合教育と個別で面談を行う営業活動があります
どちらも始めた当初から著しい進化を遂げて、今もそれは止まりません
やればやっただけ成長していきます
会議、研修、スクール

対象者が異なる集合教育を様々行なっております。
人数も最大1,400名から10名くらいと様々です
オンラインの素晴らしさは人数が多かろうが少なかろうが発信する側(ホスト)の手間が変わらないということです。
リアルであれば、会場設営、食事手配、配布、車手配等々と人数によって段取りが違い
相当な手間と労力をかけて行なっていました
しかし、それはオンラインでは関係ありません。
オンラインで行うことで参加し易いこともあり、元々700名参加だった研修が倍の1,400名となりました
大事なことはオンラインだからこそできる強みを活かし、魅力的なコンテンツであったり会議スクール研修の運営を行うことです。
リアルで行っていた会議スクール研修と同じように行ってはいけません
工夫すべき点として(実際にやってます)
○会議・研修の時間は90分以内 それ以上の時間は集中力が持ちません
○休憩を間に5分〜10分入れる
○バーチャル、動画放映、投票機能を入れながら進める
○参加者へリアクションを求める(OKサイン、挙手してもらう)
○会議前に入ってきた方から名前を呼びかける
○会議前に予め面談して、内容をお大まかに伝えておく
○会議後に感想と何か不明点はないか連絡をする
このようにすると参加者も楽しく、飽きずに参加出来ます
続いて、
オンラインで開催する時に便利なzoomの機能(よく使用する)を紹介します
機能を効果的に使うことで、集合教育の効果性は計り知れないものがあります
ZOOMバーチャル機能(画面表示)

基本、バーチャル機能を使用して運営しています
以前は、背景をホワイトボードにして板書しながら運営していましたが、現在は事前に発信する内容は資料で作成しています
バーチャル機能を使うことで参加者も見易く、伝わり易い利点があります
バーチャルと言っても2種類があります
○単に背景としてのバーチャル
話す内容や雰囲気を上げるための背景ですので、相応しい画像を自分で選んで(zoomの既存に入っている画像は早めに卒業しましょう)使用します
○PPT(パワーポイント)で資料を共有

参加者に伝えたいことは画面に写して伝えます
PPT(パワーポイント)で資料を作成すれば背景として使用しながら講義ができます
注意すべきは、資料の文字は大きく写すこと(小さい文字や文字ばかりは避ける)
パソコンだけでなくスマホで視聴している事も意識して見ていて分かりやすい資料にします
背景の文字はあくまで話している内容のポイントのみ記載しましょう
写真やイラストを多用すると非常にイメージも良くなります
Zoomブレイクアウトセッション(ディスカッション)

この機能はスクールで毎回使用しています
スクールで参加者の活動意欲を高めるには講義の内容以上に、
参加者同士の意見交換が大きな刺激を産みます
同じテーマで活動した仲間同士で話し合うことで、
○良いヒントが得られたり
○新たな発見があったり
○反面教師に捉えたり
より実践に近い話し合いが可能です
ブレイクアウトの人数と時間でおすすめなのが
20〜30分で人数は3〜5人です
※繰り返しやってきましたがこれくらいがベストです
※60分時間が取れるなら、30分✖️2回を違う人で組んだ方が効果性は高いです
リアルでも同じですが意見交換は語り尽くす必要は全くありません
もうちょっと話したかった!ぐらいがちょうど良いです
実際行動する人はそれくらいで良いヒントにされ活かされます
※だいたい行動が伴わない人に限ってもっと話を聞きたかった!と言われます
※ブレイクアウトも繰り返し行うことで参加者も自然と上手になるので一回目は練習の気持ちで行いましょう
Zoom動画共有(録画放映)

同じ研修内容を日にちや時間を変えて変えて行うときに使用してます
リアルではエリアを変えて行なっていたのが、エリア関係なく開催時間も様々選べて参加者は視聴できます。
最初にライブで行ったのを(事前収録でも可)レコーディングし、予め告知しておいた時間に再度動画(録画)を共有すればライブで視聴するのと全く遜色ありません。
実際録画放映を見ている方にとってはライブなのか録画なのか知るすべはありません。
実際、私の部署では同じ内容の研修を9開催(曜日及び時間別)しますがライブは一回か二回であとは録画したものを放映しています。
※2022年に入ってからは事前収録に切り替えてライブ開催はしなくなりました
動画放映で参加されている方はライブと思っておられるので手を振り返したり、笑顔で応えいたりしています。
※ズームの投票機能までは録画できなので、動画を放映しながら投票機能はライブで行う必要はあります。
Zoomその他機能

実際に標準に使用する機能として
○スポット機能 発表者へスポットを当てて視聴し易くします
○自動ミュート機能 会議中に参加者の声が漏れると台無しです。手動でミュートにすると漏れも出るため自動設定します
個別面談

オンラインで行う個別面談の最大のメリットは
いつでもどこでも気軽に顔を見て打ち合わせできる事です
リアルの訪問だと迎える側が場所の片付けや周りの人との調整が必要な場合もありますが、オンラインなら気にする必要もありません
やはり顔と顔を合わせることで、メールとか電話では得られない
コミュニケーションが深める事ができます
ほぼリアルに近い“会った!話した!”感覚です
オンラインで行うことで会い易いこともあり、面談数増が図れました
大事なことはオンラインの特性を活かした面談を行うです
リアルと同じように行うと思うような成果が得られません
オンライン面談のポイント

それはズバリ粘らない事です!
リアルの時の様に熱心に相手の気持ちを変えようとまで粘らない方が良いです
粘ってクロージング(契約や答え)をかける為の打ち合わせには向いていません
もっと気軽に“会う”ことを意識しましょう
粘らない代わりに〝いつでも短時間で会い易い〟という側面を活かすのです
その為、現在の状況を確認したり、情報を伝えたりすることに向いています
電話やメールと違い表情はしっかり分かるので
現在の調子が良いか?イマイチなのか?
伝えた内容が”理解できたか?あまり理解出来てないか?”を読み取ることも出来ます
30分面談(面談数を増やす)

特にやってみて効果が高いのが、30分面談です
30分単位で予めスケジュールを組んで置いて次々と面談します
既に実際に何回も行っていますが、様々なメリットがあります
○とにかく限られた時間で多くの面談が出来る
○30分と決められているので本題から入れる(余計な話をしない)
○30分でも充分に会話できる(現在の状況、今後について)
やってみるとリアルでの面談は如何に本題以外の会話が多いのか気付かされます
リアルの価値を上げる

ただし、ここぞという時(膝を詰めて話し合う時)はリアルで訪問して話し合う事が効果を増します
やはりリアルの方が相手の顔の表情以外の情報が得れますし、全体の雰囲気(空気感)も把握しながら折衝を進めていく事が出来ます
オンラインで出来る事はしておいて、リアルで会う価値を上げるととてもメリハリが効いた営業活動が出来ます
オンライン進捗状況

私の部署のオンライン化は2020年4月からスタートしました
業種や職種により進めやすい、進めて効果のある側面は違います
コロナ禍がなければオンライン化は夢の話でした
何よりも最初の一歩が一番重要なポイントです
具体的な経過を記載しますので参考にしてください
具体的経過
- 2020年2月 コロナ禍による影響が出始める
- 2020年3月 コロナ禍の恐怖が蔓延して出会う活動が大幅に減る
- 2020年4月 社内で Zoomによる毎日朝礼・夕方ミーティングスタート
- 2020年5月 取引先様との会議を Zoomで初めて開催(コロナ前220名→190名参加)
- 2020年6月 各種スクールや説明会をスタート 本格的にオンライン環境を整備開始
- 2020年7月 リアルで17エリアで開催していた研修会を zoomで開催(600名→900名)
- 2020年8月 地道な zoom導入により会議の人数がコロナ前を超える(260名)
- 2020年9月 動画放映機能を活かしてより魅力的なコンテンツになる
- 2020年10月 本格的にバーチャル機能の使用開始
- 2020年11月 スクールでブレイクアウトセッション機能の開始
- 2020年12月 年間での大幅な経費削減、残業時間なし達成
- 2021年1月 一泊で行っていた新年会をオンラインイベントとして初開催(460名)
- 2021年期間中 会議300名(136%)、研修会1,200名(200%)、スクール人数大幅増
- 2021年10月 取引先へのアンケート受付(オンラインに関して不満を感じる人は皆無)
- 2021年11月 アンケート結果をフィードバックして、今後の方向性を共有
- 2021年12月 資料のパーパレス化申請受付(第一弾として50名の方がペーパレス化希望)
- 2022年1月 2回目のオンライン新年イベント前年より200名増(660名)
- 2022年2月 初の6県合同の会議を開催(過去最大規模の会議)
進行速度
オンライン化の進行速度は日に日に高まりました
上記は皆んなの強力で順調に進んだスケジュールと考えて下さい
期間中一度も元に戻る動きは無かったです
オンライン化を早いスケジュールで成し遂げたい場合は
会社や職場の方向性を明確に示す
とにかくオンラインに徹する(リアルはしない)
オンラインでの成功情報を共有し、スタッフが自信を持つこと
社内のオンライをするための環境整備を迅速にする
(Wi-Fi、LANケーブル、ギガの増やす、有料のzoomライセンス使用、各種周辺機器準備、個別の部屋確保、在宅推奨)※周辺機器は後述します
以上の段取りを迅速に進めることが出来ればオンライン化が着実に進めていけます
社内の意識統一
オンライン化は職場全体で進めるものです
オンラインに強い、慣れている人だけ出来ても意味がありません
出来る人だけオンラインのメリットを享受出来ても社内が二極化してしまいます
そうするとオンラインのメリットは限定的になってしまい会社全体や職場全体で見ると限られた効果(中途半端な形)になってしまいます
リアルとオンラインのハイブリッド形式になってしまうと生産性がおちて、いずれリアルに戻ってしまう可能性が高くなります
方針を打ち出す
社内でのオンラインに対する展望、方向性をしっかり指し示す事が重要です
例えば、
- 「時流を踏まえてデジタル革命の必要性や可能性」
- 「経費削減による会社経営の健全化」
- 「仕事の効率性を高めて成果を上げる」
- 「オンライン化による利便性や効果性」
- 「オンライン化による働き方改革」
等々のテーマで社内へ繰り返し語り、オンライン化への理解と意識の共有をしていきます
他の事例を参考にする
特に既に多くの会社でオンライン化による事例(成功モデル等)はたくさん出ているのでそれを参考にすれば良いでしょう
○会社がコロナ禍でオンライン化になり効果性を発揮し大きな利益が創出している。すっかり様変わりした
○デジタル革命の波に乗って、業務の効率化が進み働き方が大幅に変化した。社員の勤務体制が大幅に改善された
○コロナ禍で得られたオンライン機能は一部業務に活かしている(出社を基本にしてテレワークも認めている、取引先でオンライン面談も継続して使用している)
○緊急事態宣言が解除されたことでコロナ前の状態に戻った(業種的にオンラインは向かない、やろうと思ったが上手くいかなかった)
オンライン化に舵を切るなら、繰り返し意識統一を図る事
途中経過の確認は随時行い改善点や良い事例を共有する事
そうすればしっかりした土台づくりが出来、
着実にゴールに向かっていくでしょう
単に良さそうだからオンライン化を進めていこう!
ではなかなか前進しません
スタート当初から手間がかかったり、不便さを感じさせてしまうと頓挫してしまう可能性が出てきます
しっかり会社や職場の方向性を示す事が前進させて鍵になります。
オンライン周辺機器(ガジェット紹介)
最初は手探りだった使用機器もより快適な環境を求めることで
半年、一年経て完備させることが出来ました
実際にスタッフの使い勝手を考えて色々と試行錯誤しながら環境を整えてきて
今は全く不便さを感じる事なく、満足出来る環境になりました
紹介する環境で運営しています
間違ってはいけないのは”お金をかければ良い!”という事ではありません
実際に本社はコロナ禍で放映スタジオに高額な機器を導入し、コンピュータ制御しましたが
とても経費に見合った効果が出ていません
また私も購入してみたが、残念ながら使用していない物もあります ※後述してます
使用する機器は、
使用する人が概ね操作できる使いやすい機器を整えていくに限ります
それでは実際に使っている機器を紹介していきましょう!
スタッフ全員保有
私の会社では、ありがたいことに
iPhone&iPad
を全員携帯してます(8年前から配備されています)
持ち歩く(会社、自宅、外出)職種(営業職等)であれば
この2台の組み合わせのガジェットは最強です!
個人で行う活動(朝礼夕方ミーティング、社内会議、オンライン面談、個人で行う小規模会議)
要は大型会議、スクール、研修以外はこれだけでいけます
iPhone
主に、電話及びメールのやり取りに使用しています
カメラ、バッテリー等が飛躍的に進化しています
iPad
主に、オンライン及び動画視聴、資料確認に使用しています
バランスが良く、ライトユーザーの方へオススメです!
2台持ちでの良さは、
一台で zoomを視聴し、もう一台でメール等の資料を確認出来ます
このパターンは常に使用しています
※オンライン化に伴いギガを増加(8ギガ→20ギガ)してます
※zoomを有料ライセンスに入り時間無制限にしています
(ホスト役として参加人数が増やせます)
集合教育におすすめ機器(会議・スクール・研修)

元々会社の研修会場として使用していた部屋をスタジオとして使用しています
この部屋をオンラインを行うメイン会場として機器を揃えてます
オンラインをスタートしてから試行錯誤して揃えた物です、
素人が手軽に揃えられますが今はこれ以上の環境は思い付かないです
マイク(なんといっても音声が大事!)
これおすすめです!(扱いも簡単です)
このマイクをパソコンに接続します
購入してからマイクの不具合は一度もありません
非常にクリアで参加者がよく聞こえています
iPadやパソコンのマイクとは比べものになりません
単品で購入するとマイクを立てて置く形式です
単品でももちろん良いですが、我々は立って講義するので
テーブルにスタンドを取り付けて(簡単です)我々が立った状態で目の前にマイクがある状態にしています
そのためにマイク購入時に周辺機器としておすすめした2品を取り付けています
○スタンド ○マイクフィルター(ノイズ防止)
●アマゾンのベストセラー1位はコレ!
確かに評価は非常に高いです!
WEBカメラ(音と写りで決まります!)
ロジクールのカメラです 安いですが優秀です
※高額なビデオカメラを選ぶ必要はありません
このカメラをパソコンへ接続します
これとグリーンバックがあるとバーチャル映像がバッチリです!
※このカメラでマイク機能もありますが使用していません。カメラ機能のみ使用しています
使用してみるとiPadやパソコンのカメラとは比べものになりません
全くの別物です
講義するときはこのWEBカメラを見ながら話す事で、参加者へ圧倒的な臨場感が出ます
○グリーンバック
背景布は3色(緑・黒・白)入っていますが、
バーチャルを背景を使用するので緑のみ使用しています
このカメラとグリーンバックを使用することで、
2人で並んで話しても余裕で画面に収まります
●アマゾンのベストセラー1位はコレ!
非常にリーズナブルですがロジクールですから期待できます
ライト(光で顔色が見違える程に変わります!)
ライトは2種類購入しました
一つはバーチャルを使用する時のライトです(メインライト)
付属しているソフトボックスはあった方が良いです
ソフトボックスを使用しないと、光が直接当たり顔や物が光り過ぎてしまいます
ライトは何回も当て方を試行錯誤しました
会議スクール研修が複数ある場合はこちらのライトをメインに使用します
○サブライト
iPadをメインで使用する時や動画撮影する時に強みを発揮します
リングライトは光の当たりも顔を中心に映したいものを集中して綺麗に照らす事が特徴です
当然、スマホでも使用出来ますが使い勝手を考えると、
集合教育ではスマホよりもタブレットの使用をオススメします
●アマゾンで売れています!
接続及び運営方法

上記紹介のマイクとカメラをパソコン(ホスト用)に接続します
運営は2名以上で行います
※1人で行う場合はパソコンのみで行って下さい
2名で行う場合は
1名が講義者としてカメラを見て話し
もう1人がパソコンの操作をします
講義者はカメラを見て話をします(該当マイクならマイクへのタッチでミュート操作が可能です)
パソコン操作する人は、講義者に合わせて操作(PPT資料のバーチャル操作、ブレイクアウトセッションの設定、動画放映共有、スポット操作)します
3名以上の人がいる場合はパソコンを2台にして上記パソコン操作を分担するとよりスムーズ運営が可能です
パソコンを2台にして、
○1台目は講義者の目の前にあるテレビと接続して講義者が画面を目の前で見えるようにします
WEBカメラはテレビ台の上に配置したテレビの上に設置出来れば(目線の高さ)、カメラ目線になり易く、尚且つテレビも見ることが可能です
○2台目はプロジェクターに接続してスクリーンにギャラリービュー(参加者)を映し出します。そうすることで講義者は参加者の反応を見ながら話をすることが可能になります
この接続及び運営方法をする事で、講義者が自分の写っている様子、参加者の様子の両方を確認しながら会議スクール研修を進められます。
今現在、私の職場の最高のオンライン環境がこれです
あった方がより良い機器・設備

上記に紹介した通りの活用が出来れば非常にクオリティの高いオンライン環境になります
元々社内にある機器もあるでしょうから、
既存で保有しているものがあれば有効活用しましょう
○プロジェクター(スクリーンに写します)
EPSONの低価格帯のプロジェクターですが、実際に複数台保持して既に4年以上使用していますが故障もなく機能は充分高いです
社内で使用するにはこれで充分です
HDMI端子を使用してパソコンと接続します
○スクリーン(参加者の様子がよく見えます)
社内の会議室等で皆んなで視聴する場合は有効です
1人で持ち運びが可能で便利です
○テレビ(講義者の前にあると様子が分かります)
HDMI端子を使用してパソコンと接続します
目の前に小さめのテレビを配置すると、講義者がテレビの向こうにあるスクリーンを見るときに障壁になりづらく、テレビ&スクリーンの両方を見る事が出来ます
購入したが使用しなかった機器
○エーテムミニ
いわゆるスイッチャーとして有名な機器(ユーチューバーやゲーマーがよく使用している)
何回も試用してみましたが操作性も難しく仕事での利便性は感じませんでした
結局、購入しましが現在は全く使用していません
ライブ時に瞬時にカメラの切り替えを求める場合は強みを発揮出来るかもしれません
○レフ板
これも購入して何度となく試用してみましたが使い道がなく
現在は使用していません
光に関してはライトの方が安定して強さの調整もできるので充分です
自然光で写真撮影する場合は使えるかもしれません
○労務管理(働き方改革)

オンライン化というのは当然〝場所を選ばずに仕事が出来る〟という事です
実際に私の部署では「出社するか?在宅勤務するのか?」自分で考えて決めてもらってます
勤務計画は月の初めに自己申告してもらい(見込み申請、変更可能)業務内容に合わせて勤務体制を決めています
在宅業務を取り入れるメリット
オンライン化に集中することで、働き方を選択出来る(出社もしくは在宅業務との併用)メリットが発揮されます
実際に起きた現象として、
●ママさんは子供の送り迎えも可能で、フレキシブルな働き方になっています
実際にママさんスタッフは「コロナ禍前の出勤体制よりも働き易い!この勤務体制が良い!」と面談時に話してくれます
●業務として動画編集作業が増えたので、集中して作業するには在宅の方が向いています
●在宅でもオンライン面談が変わりなく出来ますし、在宅の方がお互いにリラックスして会話も出来ます
●職場では全員分の個別部屋は無いのでスタッフそれぞれの環境も確保出来ます
●コロナ禍では職場の密を作らない事に繋がります
●今まで出社する事で働いたつもりになっていた意識が無くなり、自分は何をすべきかを問われる様になりました
●毎日夕方ミーティングを行う事で、自分が今日何をしたのか報告する(しなければならない)事で現実を見つめる事になります
●2020年度の残業はほぼ0時間でした
✖️リアルとオンライン併用(ハイブリット方式)
間違った進め方をしている職場が多く見られました
オンラインとリアルの両方やろうとすると
負担が増えて大変になってしまします!
このコロナ禍で我が社の拠点によっても
オンライン化の後発部署
オンラインとリアルのハイブリッド型の部署
等々の今までにない多様化になりました
結果、ハイブリット方式の拠点はリアルの業務を残し、新たにオンライン化業務も増えた為
当然ながら、残業時間が減らず余計に大変になっています
その上で、出社と在宅の勤務体制を取り入れたらスタッフの軋轢も増しています
どちらつかずの中途半端な形にならない様に気をつけましょう
オンライン化の進め方

これだけオンライン化を進められたのには〝進め方〟が大事です。
社内の意識統一が重要とお伝えしましたが、私の会社の各部署でも進め方がちょっと間違っているな⁈と感じる事が多々ありました。
誰がイニシアティブを取って、どのように進めるかが言うまでもなくポイントです
少しづつ一歩一歩進めていく事が丁寧ではありますが、中途半端な浸透になりかねません。
改めて誰が?どのように?を見ていきましょう!
誰がキーパーソンか?
大事な事は、
オンライン化を進めるなら〝覚悟〟を持って〝一気に〟進める事をお勧めします
そうする事で、社内のスタッフもその意識で動きますし、オンライン化による効果も得られやすいです
効果を得る事で社員の人がメリットを実感出来て更に進化していきます
よくあるのが「オンラインは若い人に任せよう!」の発想ではいけません
あくまで責任者(リーダー)がしっかり旗振りをして進めていかなければなりません
役割を担う
若い人(デジタルネイティブ世代)は機器操作の慣れは早いですし、動画等のコンテンツも作成する能力も高いです
ただし、若い方が力を発揮するのはあくまで作業としての部分です
まずはオンライン化する事は会社及び部署の経営判断です
オンライン化を進めていく上で何度も舵を切る時の事案は
会社及び部署のトップが理解していないと責任ある判断は出来ません
責任者(リーダー)はよく時流を読んで、未来に向けた投資を行う必要があります


オンライン化について(まとめ)

いかがでしょうか?
このコロナ禍でオンライン化になるまでのリアルな経緯をありのまま書かせて頂きました
結局のところ、コロナ禍を追い風にできるかどうか(ピンチをチャンス)です
引き続きコロナ禍は続くでしょうが、もはや言い訳には出来ません
しっかりと立ち向かっていき、会社や職場の“オンライン化”を進めていく必要があります
いくつかの課題を乗り越えてきっとコロナ前には思いもつかなった体質変化ができるはずです
冒頭、お伝えしましたが、
会社や職場のオンライン化は今からでも遅くありません!
実際にやってきた感想としてメリットしかないです
業績を上げる事も出来、
働き方改革にも繋がるオンライン化を是非を進めましょう!
目から鱗でとても勉強になりました。
素晴らしい内容で書ききれないので端的に私が感じたことをお伝えさせて頂きます。zoomは私の職場でも利用しているのですが、活用まではいけていないと感じています。ゆうめいさんの職場と比較して私が感じたことは
①zoomは取引先との商談や会議において大変有効であるが、それ以上に社内でのメリットの大きさ。社内間の情報スピード共有はスタッフのモチベーションやスキルアップに大きく寄与すること。
②zoomは使い方(活用の仕方)が大事であること。
単なる遠隔地との非接触ツールとしての理解と使用では本来のzoomのメリットを活かしきれていない。
記事にもありましたように、働き方、仕事の考え方への変化を恐れず、覚悟を持ってDXを成し遂げること、それは必ず未来に繋がっていくと感じました。
私の部署でもなんとか上手く取り入れ、有効活用できればと思っています。
ありがとうございました。
みっちーさん、コメント頂きありがとうございます。
オンライン化=次世代の台頭(世代交代)に繋がる事を実感しています。
もはやオンライン化をやらない選択肢は無いと思ってます。
一緒に進めていきましょう。