今日から新たなカテゴリーとしてマネジメントについてお伝えしていきます。
引き続き“リーダーの姿勢”としてでも良かったのですが、内容的にはいずれ皆さんが人を管理する方法として、基本的なマニュアルとして活用して頂きたく新規のカテゴリーにしました。
今回から書いていきますが、今後すでに決めているマネジメントテーマを5つ先にご紹介しておきます。
①ベテランスタッフ
②中堅スタッフ
③若手スタッフ
④男性スタッフ
⑤女性スタッフ






まずは以上の5つのテーマで紹介していきます。
実際に私自身が経験した実践的内容をまとめているので、参考になる部分があると思います。
ただし、スタッフを5つの分類する事は、皆さんお分かりのようにざっくりとしているので、そのまま当てはまる訳ではない事は先にお伝えしておきます。
①ベテランスタッフ

正直、このカテゴリー方々をどうマネジメントするかを一番お伝えしたかったです😊
なので一番最初にもってきました。
私が現在の部署に来た時に、何と!
スタッフの半数が私よりも年上でした。しかも単なるベテランではなく少し前までバリバリに会社で活躍(高い地位)していた方、その他にも職場でかなり影響力のある方も何人もいました。
※今回のベテランスタッフは60歳近くの定年まであと少しの方、定年後延長して(雇用形態が変化)勤務されている方を対象として書いてます。
これには正直戸惑いました💦
いきなりそういった方が大勢いましたからね!
その為、私はこういった年上のベテランの方々をどうマネジメントするかを調べました。
本を読んだり、ネットで調べてました。
その結果、
そんなマニュアルもガイドラインもありませんでした💦(あったら読みたかったです!)
それから数年、今では自分が実際に経験し、しっかりマネジメントが出来るようになったと自負しています。相当気を使いましたし、深く悩み考えた時期もありました。
その結果、経験した事で自分のマネジメント力が確立した、次の部署でも同じ事が出来る(再現性がある)という一定の自信がつきました。
その為、いずれ皆さんがその立場(今現在すでにそういった立場の方もいると思いますが)になった時を含めてお伝えしたいと思いました。
※なぜなら、今後会社員の定年が65歳そして70歳になるでしょう、そうすると年上のスタッフがいることが当たり前になります。その知識やスキルが必要になってくるのは目に見えてます。
何のガイドラインもなく、自分の思う通りにやってしまうだけだとかなり苦労する場合があります。
特性を知る
まず言えることは、ベテランの方へ若手社員と同じ扱いをしては全くダメであるという事です。
もし雑な扱いをされていると分かったら、そっぽを向いてしまいます😂
そして頑固ですから(決めつけてはいけませんが笑!)
※人は歳を取ると頑固になります!耳が聞こえずらくなります!声が大きくなります!
ちょっと一悶着あると、結構な距離をおいてしまう場合があります。
ちゃんと上司であるなら、その方の歩んで来たストーリーを聞いた方が良いです。
そしてその方の価値観を知る必要があります。
「今までどんな仕事をしてきたのですか?」
「今までやってきた中で一番嬉しかったエピソードを教えて下さい。」
「今後、どのような仕事をしたいですか?」
「何かお手伝いできる事はありますか?」…
長い社会人生活で培ってきた、人それぞれの仕事に対する価値観があるからです。
その価値観を尊重しなければなりません。
無下にしたらお互いが不幸になります。
※たまに、ベテランの方に仕事をあまりさせずに相手にしない上司がいますが、私はそういう仕事のスタイルは好きではありません。職場の一員として最後までやって頂き、有終の美を飾って頂きたいと考えています。会社を去る時に「あ〜、この会社で勤めていて良かった!」思って頂きたいと考えています。だって誰もが通る道ですからね。
実際、ベテランスタッフと良い付き合いをする事で感じるたのは、ベテランの方々は思っている以上に職場に貢献したい!皆んなの役に立ちたいと!思っています。その力を活かさない手はありません。
接し方
当然、ベテランの方々は仕事を長年やってきた誇りがあります。色々なプライドがあります。
そんな方々にどう接するか?
一つの例ですが、
私は話す時は、自分から相手の方の所に行きます。
「これについてちょっと教えて頂いて良いですか?」
「ちょっと助けて欲しいことがあるのです!」
「少し相談したい事がありまして」
ベテランの方は分かっているのです、(あっ!この人は自分の事を必要としている。知ろうとしてくれている。理解してくれている。自分より年下なのに偉そうにせずに人間が出来ている)
こういったスタンスが非常に大事です。
※こういう姿勢で接して舐められる事はありません(むしろ見てもらってるから手を抜けないと思うようです)
逆に、そういった方々を呼びつけたり、相談せずに物事を勝手に決めたら、その逆の印象になるでしょう。
私はベテランの方に雑用を結構お願いします。そういった仕事でも気持ちよくやって頂いています。
それは基本スタンスとしての接し方を正しく行なっているからです。
また時間ある時は、私も雑用を一緒にやり会話しながら楽しんでやっています。
これは雑用だが、大事な作業であると無言で共有しています。
活かし方
ベテランの方には強みがあります。
経験からくる知力、迫力、説得力、凄みは若手では到底敵いません。
その力を活かさない手はありません。
「ここは〇〇さんの出番だと思います」
「ちょっと厄介な仕事でして、お願いしても良いですか?」
「〇〇の仕事といったら、当然お願いしたいです!」
※デジタル関係の仕事で今から若手と張り合って同じように活躍してもらおうとか、体力勝負の仕事で活躍をしてもらうとかはきついものがあります。
強みである、人とのやり取り(特にやっかいな人の対応は強いです笑)、専門知識(すごい財産です)、信頼感(これも一朝一夕では築けない財産です)
こういった強みを活かして頂くと非常に職場は助かります
細かい事を言ってもしょうがないです。頼るべき事を頼む!というですね!
きちんと伝える
基本スタンスは先程お伝えした通りです。
ただし、ベテランの方にはっきり伝えないといけない事、注意しなければならない時があります。
私もこれには神経を使いました💦
(例)その方が今まで長年やってきた仕事から離れて頂く
(例)昔は通用した事が、今は通用しないという事を伝える時
実際私もあったのが、ある事を伝えて(相手にとってマイナスと感じる内容)その時は瞬間的にベテランスタッフの方が感情的になってしまう場合がありました。
ただ、そこは伝えなければならない時ははっきり言うしかありません。(逃げてはいけない時があります)
そこで大事な姿勢は、
最大限の敬意を持って、気持ちを込めて本音で伝える!
これしかないのです。
「今までしてきて頂いた仕事を、次の世代に繋いで頂きたいのです。」
「〇〇さんがやった方が良い結果が出るのは分かっているのです。しかしそれでは会社として成長がありません。」
「私もいずれ歩む道ですが、ちょっとお伝えしたいことがあります。」
※上手くやり切れない時もあります💦
その時、相手の方の心は、寂しく、悔しく、辛いのは分かっています
ただ、そこは覚悟して伝えるしかありません
その後、暫くするとこちらの気持ちを理解して頂ける場合が多いです
(言いづらい事をよく言ってくれた)
自分でよく考えて間違えてないと思ったら最大限の敬意を払ってハッキリ伝える。
※決して後任の人に任せて逃げたり、曖昧にして世代交代遅れるなはダメです。
伝わりましたかね⁈
私の苦悩も(笑)💦
まとめ
それではまとめていきましょう!
○特性を知る
○接し方
○活かし方
○きちんと伝える
あとはあんまり細かく言わない!(ちょっとスルーする!)
いかがですか?
距離を置くのではなく、一歩踏み込む勇気があれば、新たな展開や可能性が見えてきますよ!
おすすめ書籍
今日紹介するのは、ご存知のカーナルサンダース!
ケンタッキーの創業者です!
カーネルサンダースは65歳で事業を興し、フランチャイズ制を造り、世界的企業にしました。
みんな年齢を意識しますが、戸籍の年齢でなく、肉体的&精神的な年齢が一番重要です。
若くても心が老人(チャレンジしない)の人が一杯いますからね。
仕事の立場がどうであろうと、人生の先輩に対する細かな気配りや尊敬の念はとても大切だと思います!
自分もかなり悩む時があります、、
日々のアプローチの大切さを再確認しました!!
取り入れさせて頂きます☺︎
コメントありがとうございます。
いろんな人がいるから上手に付き合ってくださいね!
話を聞いてみると意外な意見が出てくるかもです!