はじめに
皆さんは周りの人が何をしているのか気にするタイプですか?
周りの皆んなが何をしていて、どこまで進んでいるか?
何を考えて、どんな結果を出しているのか?
私はすごく気になるタイプです😊
皆さんは如何ですか⁈
でもこれは個人のタイプなので、私みたいなタイプに限りません
周りが何をして、どこまで進んでいるのか気にせずに、自分の目の前の仕事をするタイプ
※このタイプの方はだいたい、ハートが鋼のタイプで気持ちの浮き沈みが少ないです
自分の事よりも、周りが何をしてどこまで進んでいるのかが凄く気になりながら仕事をするタイプ
※このタイプの方々は会社の方向性や職場の雰囲気を敏感に捉える事が出来ます
要は色々なタイプの方がいます
スタッフへ、どちらかのタイプにして欲しいと言っても、それは無理な事です!
それを踏まえてリーダーとしてどうするかが大事です
俯瞰(フカン)して見る

皆さん自身や皆さんの上司はどうようなタイプですか?
細かいタイプ?
大雑把なタイプ?
皆さんに関心がある?
皆さんに関心がない?※これはないですよね😄
色んなタイプの方々がいると思いますが、
新人のリーダーに特にありがちなのが、
リーダーがスタッフの仕事に対して事細かに、手取り足取りスタッフの様子を見たり、指導したりするケースです
そうするとどうなるでしょうか?
●いちいち上司がどう思うか考えて仕事をしてしまうようになったり
●お客様(取引先)本位の考え方でなくなり、会社目線の仕事になり
●スピード感が失われ、変化に対応が遅くなる
●スタッフの自主性が失われて、職場に活気がなくなる
こうなるケースはあります
※ベテランの大雑把なタイプはこの逆のケースもあり(褒めてません😁)
健全の職場の一つの定義として、
誰を見て仕事をするのか?
どんな気持ちで仕事をするのか?
これは大事です
その為、
リーダーの姿勢として、スタッフ動きや職場で起きる物事を、
俯瞰して見る
という事です
大枠で見るのです
細かい事に対していちいち見ない、言わない、口を挟まない、、、
見てないようで見てるくらい(これがミソ!)
※但し、スタッフのキャリアにもよるので注意!新人スタッフの方は細かく指導が必要です
これで良いのです
前提として、会社及び職場の方向性を理解して、その方向に向いていればそれで良いという事です
昔の言葉で言うと
箸の上げ下げまで口を出さない!
という事です
自分で考えてわやってみて、失敗して、改善して、またやれば良いのです
※言われてやった事よりもずっと効果があります
それは、子供がアイロンを触ろうとして、触る前から「触っちゃダメよ!」と母親が言いますよね ※これ普通
それを子供が触って「熱🥵!」ってなるともう2度と触りません
※あくまで例えば話です😊
要は体感する事で、身体で覚える事も非常に学習効果があります
意識している事
○スタッフの基本特性を把握しておく
※どんなタイプか把握しておく
○職場の空気感を感じる
※特に朝に感じる事です 変化がないか感じる
○スタッフの顔色、声のトーンをみておく
※あくまで見ておく事であって、いちいち声をかけるとは違います
○スタッフの活動報告をしっかり見る、聴く
※これはしっかり把握しておくべきです
○スタッフ同士が会話している時は入らない
※お互いで意見交換しているのに、わざわざ邪魔しない
○答えを言わない
※人と場合によります(人によってはいった通りにしてもらう、緊急時は速攻結論です)
そして、そういった空気感やスタッフの言動で気になる事は、いちいち注意するのではなく
朝礼や終礼等で全体に対して、こうあって欲しい!という事を発信すれば良いのです
そうする事で、社内が萎縮する事もなく、自分で気づいて修正すれば自主性も増します
いかがでしょうか?
俯瞰するという事!
おすすめ書籍
今回オススメの本は、コチラ!
田中角栄 100の言葉 〜日本人に贈る人生と仕事の心得
「コンピューター付きブルトーザー」と呼ばれ日本政治随一のカリスマ政治家
演説の上手さ、人を取り込む人間的な魅力、大きなことを決断する大胆さ、物事を判断するまでの緻密さ、人を動かす心得等々、魅力満載です!
ただ私が一番心に残ったエピソードは、
昭和47年、田中角栄が総理大臣となり「今太閤」が誕生した
選挙に勝ち新総理となり高揚した角栄が映し出され、テレビ越しで演説し顔は汗、汗、汗、汗が滴り落ちている
新潟の実家のテレビで見ていたフメ(角栄のお母さん)は倅のその姿に黙って袂から手拭いを取り出し、画面に映る息子の汗を拭き始めたのである。部屋に溢れた人は初めは皆んな笑いだした。ところがしばらくするとその笑いは止み、すすり泣きに変わった。
母は偉大ですね!