上司になったけど
何をしたら良いか分からない
これで正解なんだろうか?
というのは誰でも一度は思います。
私も最初は正解が分かってないまま、突っ走っていました。
そして思い通りいかなくて苦労したことも数知れず。
しかしそんな私でも今では
- 会社の支社長として6県を統括する責任者
- 研修講師として多くの参加者を指導、育成
の立場(報酬)と実績を出し、今ではたくさんのやりがいを感じながら仕事が出来ています。
でも、最初からそういう能力があったんでしょ?
と思われがちですが、私は入社した時は平均以下レベルでした。ですから今ではどんな方でも「考え方」と「やり方」次第で上司としての役割はこなせると思ってます!
実際に私が職場で指導したスタッフが拠点長となり、しっかりと上司を努めています。
今回は実際に上司になった方から受けた質問に対しての回答を紹介します。
すでに上司になっている方でもこれから目指す方でも知っておくと悩みの予防や軽減にも繋がり、仕事のやりがいに繋がります。
立派な上司になり、職場のみんなと仕事でのやりがいを感じて欲しいです。
上司になって何をしたら良いか分からない…
という方はぜひ最後まで読んでください!
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上司になってまず何をしたら良いですか?

会社の上司の役割はズバリ
「責任を負うこと」です。
何の「責任」を負うか?を履き違えてしまうと、上司としてするべき事がずれてしまいます。
まずは上司の役割をざっくりと並べてみました。
- 仕事の目的を伝える
- 仕事のやり方を伝える
- 目標を伝える
- モチベーションを管理する
- リスクの責任を負う
- 人材育成
- 人事評価
これを見て
ええっ! ムリムリムリ…
と思われるかも知れません。
大丈夫です、
正直、あなたがそんなに張り切らなくても意外と職場は自然と回るものです。
最初からそれが全部できるとは会社も思っていません。
最初に意識しておくのはむしろ、
「スタッフとの信頼関係」が一番大事です。
ちなみに私自身が日頃意識していることは、
- 常に明るく前向き
- トラブルが起きても逃げない
- 嘘はつかない
- 率先して動く
これだけ意識していたらまずは合格だと思います。
知識やスキルを何とかするより、
みんなから信頼を得られるような謙虚な姿勢が重要です。
「信頼関係を崩さない」その責任は最初から持ちましょう。
スタッフとの面談はどのようにしたら良いですか?

面談の目的はズバリ
「スタッフのモチベーションを上げること」です。
えっ〜、聞くこと聞いて早めに終わらせたい!
それはもったいないです。
せっかくの機会ですから普段できない情報交換をしましょう。
面談は際、多くの会社では所定のシートが用意されています。
そのシートをもとに
- 働きぶりを評価をする
- 各種情報を共有する
- 意思疎通をスムーズにする
- 立てた計画に対する進捗を確認する
ことを行なっていきます。
実際に私が面談する時は、以下の流れで行なっています。
- 日頃の感謝を伝える
- 最近の仕事の状況を報告もらう
- 何か困っていることがないか聞く
- 今後、職場が良くなるために何か案がないか聞く
上司が「スタッフの職場に対する貢献を言葉に出して伝える」ことは
仕事へのモチベーションが上がるのはもちろん、
あなたへの目線も変わります。
逆にしてはいけないのは、上司が一方的に話したり、 叱責することです。
しっかりと評価できるように普段から職場を観察しましょう。
スタッフへどのように注意をしたら良いですか?

スタッフへの注意で意識することはズバリ
「気づいたその場で本人へ伝えること」です
そんなことしたら嫌われそう…
伝え方に気をつければ嫌われません。
むしろ、信頼感に繋がります。
注意する目的を考えると、
- 相手の成長につながる、次に失敗させない
- 職場のレベルアップにつながる
上司のためではなく、相手のためになります。
私が注意する際は、以下の通り伝えてます
- まずは良い点
- 今後もっと良くなってもらいたい思い
- なぜそうしたか?を聞く
- 注意ポイント
- 応援メッセージ
このようにしています。
注意する際は、「短時間でサクッと伝える」ことです。
逆に「その場で言わずに、後で陰で誰かに伝える」ことはしてはいけません。
その姿勢は必ずバレて信頼を失う原因になります。
相手のことを思って、その場で伝えることを習慣にしましょう。
スタッフが思うように動かない!成長しない!

スタッフへ動いてもらうにはズバリ
「役割と権限与える」ことです!
えっ!うまくいかなさそうだけど!
責任を与えてないのに動いてくれないと判断するのは違います。
任せることでお互いにするべきことが明確になります。
任せるときは、
- なぜ任せたのか伝える
- 情報を与える
- 目標と期限を設定する
- 期待を込める
こうすることで本人の姿勢が変わり、思った以上の力が出ることは多いです。
私が仕事を任せるときは、以下の通りにします。
- 事前に仕事の難易度とその人の力量を調査
- 個別に呼んで面談し目的を伝える
- 出だしは一緒になって丁寧に見守る
- 少し出来たら褒める
- 出来そうなら背中をグッと押す
このようにして任せると結構上手くいきます。
任せるかどうか迷ったときは「最後は勘!」で決めます。
任せてから本人の気持ちと仕事の実績は見ておきましょう。
仕事を任せてないのにその人の能力を判断するのではなく、
思い切って任せる事で本人も本気になり、成長する姿を見せてくれます。
上司になり、とにかく不安。どうしたら?

上司になって、不安を払拭するにはズバリ
「不安の原因をさぐる」事です!
不安の原因が漠然としていて分からない!
そう、原因が分からないから不安になります。
原因がはっきりすれば対策を立てることも出来ます。
原因を探すには、
- 不安になったのはいつからか?
- 時間が経てば慣れそうか?
- 誰かに相談をしたか?
- 何が一番困っているか?
- 克服できそうか?
不安の原因を冷静に探そうとする事で心も落ち着く場合があります。
私は、心が穏やかでないときは以下の通りにします。
- するべきことをノートに全て書き出す
- すぐ解決できる小さなことから取りかかる
- 済ませたらその項目を二重線で消す
- 信頼できる人に相談する
- 自分では解決できないことは考えない、諦める
今までの経験でこれをしたら不安が少しづつ減りました。
また、一生懸命に何とかしようとしていたら周りが助けてくれます。
不安が小さくなると、よりするべきことが明確になります。
そして、
するべきことをしたら、最後は開き直りましょう。
正直、自分の代わりは会社にいます。
スタッフのモチベーションを上げたいのですが?

スタッフのモチベーションを上げて職場を活気づけたい!その為にはズバリ
「仕事の目的と目標を明確にする」事です!
基本的には、
- 職場の方向性を明示する
- 各スタッフの役割と目標を明確にする
- 個別面談し期待を寄せる
以上です。
いや〜、やってるつもりだけど!
それではもう一歩、モチベーションを上げましょう
私が実際に行っていることは以下の通りです。
- 目標や進捗状況を発表してもらう
- 目標や進捗状況を見える化する
- することを仕組み化する
- したことをフィードバックする
気持ち的な「欲求」と動機づけとしての「モチベーション」は分けて考えます。
「欲求」を上げる声かけや環境も必要ですが個人の気持ちへの影響は限定的です。
一方、「モチベーション」は上司の働きかけで変化します。
そして、モチベーションと成果は連動します。
スタッフを見ているとイライラします。どうしたら?

スタッフを見ていてイライラする!それを回避するにはズバリ
「その状態が普通である」と思いましょう!
いやいや、このイライラはどうするの?
上司からスタッフを見ていると、もどかしくなる場合が多いです。
- 何で出来ないのか不思議!
- 何回言っても同じ間違いをする!
- みんなの足を引っ張っている!
- 私が管理不足と思われる!
そう思う気持ちは分かります。
私もたくさんのスタッフを見てきて思うのは、
- 人より出来るのが上司、それがもどかしい原因
- 複数人数いれば、必ず出来る人と出来ない人の差が出る
- 出来ない人がいて、出来る人が光る
- 出来ない人には、出来ることを与え公平にする
そう結論づけました。
ずっとチャンスを与え続けたとして、
- いくら言っても出来ない人もいる
- いつか出来るようになる人もいる
人には向き不向きや色々な能力があるのでそうなります。
しかし、今いる人材を活かすのが上司の役割です。
「いつか出来ると信じて!」根気強くスタッフと接しましょう。
スタッフが不機嫌な時があります。どうしたら?

スタッフが朝から不機嫌な場合がります。その時はズバリ
「半分気にして、半分気にしない!」です。
ん?ん?どういうこと?
不機嫌な理由を紐解くと、
- あなた自身に不満がある
- 他のスタッフに不満がある
- 彼氏とケンカした
- 親と揉めた
要は、不機嫌な理由は仕事とプライベートの両方あります。
私の場合の原因究明法としは、
- 1日様子見て、機嫌が元に戻ればプライベートが原因
- 数日間不機嫌なら会社での不満
これで判断しています、
原因が会社だとすると、
- すぐに呼んで何かあったのか聞きます
- 自分に原因があるなら言い訳せずに、その場で謝罪します
- 原因が他の仲間等なら対処法を考えます
謝ったら調子に乗るのでは?
ほとんどの場合は、そうなりません。
相手の気持ちをフラットにすることを優先しましょう。
フラットになれば、普通は自分の非も認められます。
それで調子に乗るタイプは、そもそも相手にする必要はありません。
自分よりもキャリアがあるスタッフがいます

自分よりもキャリアがあるスタッフがいます。その時はズバリ
「頼る!敬う!言うべきことは言う!」です。
?????
キャリアある人の強みは、
- 知識やノウハウが豊富
- 人間関係に強い
- 人脈が広い
弱みは
- 頑固
- 時代についていけない
- 意欲が湧かない
強みと弱みの両面あります。
どちらにしても上手に接すれば大きな力になります。
私の部署は多くの元上司や先輩が部下として所属しています。
私の接し方は、
- みんなの前で立てる
- 何かあれば相談する
- 頑張っていることに感謝を伝える
- 言うべきことは伝える
皆さん、非常にやりがいを持って仕事をしてくれています。
ベテランが頑張っていると、若手は問答無用で頑張ります。
しかも常に私の盾になって守ってくれています。
ベテランを味方につければ強い味方になってくれます。
自分でやった方が早いです、どうしたら?

スタッフに任せるよりも自分でやった方が早い。その時はズバリ
「我慢する!」です。
任せてても進まないし、自分がやった方が絶対上手くいく!
そうなんです、その通りです。
でも我慢する理由は、
上司の仕事はスタッフを育てることです。
上司の任務である、
- 後継者を育てる
- ノウハウを引き継ぐ
- 上司が忙しさから脱却する
- 上司のマネジメント力を上げる
ことを目指しましょう。
これは上司自身の自己成長にもつながります。
マネジメントに徹することで、
- 上司は幅広くスタッフのフォローが出来る
- トラブルがあった際も、すぐに対応がしやすい
- 上司は新しい別のチャレンジをする
- スタッフは自主性を持って仕事をして、成長する
- 次のリーダー見込みが育つ
結果、職場のムードが良くなり、成果にも繋がります。
そして、いずれ上司は暇になり、
最終的には上司がいなくても回る職場が理想です。
まとめ:初めて上司になってすること

今回は実際に上司になった方から受けた質問応答を紹介しました。
すでに上司になっている方でもこれから目指す方でも知っておくと悩みの予防や軽減にも繋がり、仕事のやりがいに繋がります。
あなたが立派な上司になり、職場のみんなと仕事でのやりがいを感じて欲しいです。
最後にご案内です。
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