上司であるあなたが、
スタッフへ余計なことを言ってしまった!
自分が話している時にスタッフが「またか⁈」といった表情をする!
こんな経験、今までないでしょうか?
私もスタッフへいらない事を言って嫌な表情をされたことはあります。
そういった言葉が地雷となり数日間口を聞いてくれかったこともありました。
そんな私ですが今では
- 支社長として6県を管轄する責任者
- 多くのスタッフを指導・育成し、管理職を輩出
- コロナ禍で会社の職場で初のオンライン化へシフト
スタッフを育て、上司になり活躍してもらう事が自分のやりがいにつながっています。
しかし上司に対するイメージが、
なんだか上司になると大変そうだな!
こういうのが多いと思います。
確かに大変な面はたくさんあります。
こういったご時世ですので「コンプライアンス」や「働き方改革」等の知識は最低限身につけておく必要もあります。
今回は読者の方に対し、
実際に私が上司として意識している「発言」や「考え方」についてご紹介します。
すでに上司になっている方、これからなる方、どちらでも参考にしてより良い職場をづくりを目指してください。
偉そうに書いてますが、
そういう私自身も振り返ってみると上司になってからも失敗の連続です。
「言っていけない」ことを発言したりして、つい言ってしまう気持ちもわかります。
上司になって言って良いこと、悪いことが分からない…
という方は最後まで読んでください!
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上司やリーダーのマネジメントの悩みを解決します 現役支社長があなたの悩みに親身になって、相談に乗ります!私の失敗談なども交えて、ココナラで楽しく話しましょう。

①過去の成功体験を話す!


上司が過去に自分がしてきたことを話している時、
それを聞いた部下は
うわ〜、全く興味ないこと聞くのシンドイなあ〜
そう思っていると考えて間違いありません。止めましょう!
特に飲み会で上司が過去の仕事の武勇伝を語っていたら超最悪です。
部下は興味のない話を延々と聞かされて苦痛でしかありません。
絶対に控えましょう。
私はスタッフと一緒に昼ごはんに行っても自分から仕事の話をすることありません。仕事とは全く違うプライベートな楽しい話しをします。
ただ、
部下が悩みを抱えて困って聞いてきた時、自分の経験を踏まえ丁寧に答えましょう。
部下が上司である、あなたに対して興味があるのは、
- 将来この職場をどのようにしたいと考えているか?
- そのために何をするのか?
過去ではなく将来について知りたいのです!
過去の成功体験に部下は興味はない。
②自分がした事のないことを指示する!


上司自身がしたことない事を一方的に上から指示された時、
それを聞いた部下は
うわ〜、こんな上司にはついていきたくない!
そう思うのは自然です。止めましょう!
業務内容や難易度が分かってなく丸投げされたら途方に暮れます。
部下は一人で放ったらかしにされた状態になります。
部下の気持ちを考えましょう。
当然自分がした事のない事を指示する時があります。それでもその業務の経験者に内容を聞き理解し自分の考えを添えて業務依頼をします。
ただ、
部下の能力が高く経験もある場合は、成長を促す意味で丸投げする時はあります。
上司が部下に仕事を依頼する時に伝える事は、
- 依頼する業務内容と目的・目標について
- なぜこの業務をあなたに任せるか?
- この業務をする事でどんな貢献が果たせるか?
誰でも期待されて意味ある仕事をしたいのです!
自分がした事もない事を丸投げしない。
③他のスタッフの悪口を言う!


上司が部下に他のスタッフの悪口を言ってる時、
それを聞いた部下は
うわ〜、この人別の所では自分の悪口を言ってるかも!
人の悪口自体、言わない方が良いです。止めましょう!
こんな事では、風通しの良い職場とは言えません。
働く人が暗い気持ちになります。
上司の役割は皆んなが働きやすい職場をつくる事です。
立場的にスタッフから他の人のマイナス的な事を聞くシーンはありますが、話を聞くだけにします。同意したり盛り上げる事はしません。
基本、
上司は自分の悪口を言われても、自分は言わないスタンスが正しいです。
上司の姿勢が職場の雰囲気をつくります
- 人の悪口は言わない
- 聞いても聞き流す
- 明るい職場づくりを目指す
みんな気持ち良く働きたいです!
上司が部下の悪口を言っていて良い職場はあり得ない。
④人事関係のネタを話す!


上司が立場を活かして人事関連(人事評価や異動)の話をしている時、
それを聞いた部下は
うわ〜、この人は口が軽いな、大事なことは相談できない!
人事関係の話は社内ではタブーです。止めましょう!
こんな話が飛び交う職場は良い仕事はできません。
もっと仕事に集中するべきです。
上司が人事関連の話をする事で権威を見せようとしていたら低俗です。
スタッフの人事評価をしていますが、それをしている所をスタッフは見たことがありません。もちろんスタッフに言うこともありません。
立場上、
聞かれても自分はそんな権限自体、ないと答えておきましょう。
そんな所で力を見せる必要はなく
- 人事関連の話をしない
- 人事権を見せつけない
- 人事評価は見えない所で行う
人事評価は水面化に公平な目線で行います!
上司が人事関係の事を口に出してはいけない。
⑤会社や仕事のネガティブな話をする!


上司自身がまさかの会社や仕事に対してマイナス発言、
それを聞いた部下は
自分の人生、心配で仕方がない!
上司自身が会社や仕事のネガティブ発言。止めましょう!
上司がこれを言ってしまったら、部下は将来に対し夢や希望がありません。
万が一、心のどこかで思っていても口に出してはいけません。
給料をもらって部下も預かっている以上、最低限のマナーです。
仕事を通し自己成長出来ている姿をいつも見せ、まだまだチャレンジ精神を忘れずに行動し続けているので、スタッフのモチベーションは高いです。
いわば
部下のやる気や成長は上司を写す鏡と言えるでしょう。
意識するべきは、
- 時には自分の仕事観や、やりがいを語る
- 上司は自分の努力次第で仕事は楽しくなることを伝える
- 部下にどうなって欲しいか伝える
時には上司でも思い通りに行かずに落ち込む時はあります。
無理に頑張ろう!頑張ってもらおう!と思わずに、早く帰るのも良いです。
⑥やる気あるの⁈


上司が部下の仕事ぶりを見ていて思わず言ってしまう言葉、
それを聞いた部下は
えっ!誰のせいでやる気出ないと思っているの??
部下のモチベーションが上がらないのを本人のせいにするのは、止めましょう!
部下のやる気を本人のせいにしても何も変わりません_!
もちろん部下自身の問題の場合もあります。
しかし部下を責める前にするべきことがあります。
部下に対してやる気があるの?と聞いたことはありません。聞く以前にそもそも部下のやる気は上司が仕事への取り組み姿勢次第だと思っています。
つまり
相手を変えたかったらまずは自分を変えれば良いのです。
その為に、
- まずは部署のみんなが働き易い環境をつくる姿勢をもつ
- 仕事のやりがいを語る
- 部署の目指す方向を語る
必ず部下は上司を見ています。つまり、
まず上司が部署の為に一生懸命仕事する、それは必ず部下に伝染します。
⑦使えない!役に立たない!何で出来ないの?


部下ができないと言ってしまうこの一言、
それを聞いた部下は
精一杯やっているのに、ムカつく!もうやってられない!
上司が部下に感情で見下す発言をすることは、止めましょう!
これを聞いても部下の能力もやる気も全く上がりません!
もしみんなの前で言われたらその屈辱はずっと覚えています。
出来ない事をさせる前に、出来ることは何かを考える方が生産的で健全です。
部下の特性を普段から注意深く観察しています。人には向き不向きや能力の違いはあります。仕事を満遍なく割り振ることはせず、特性に合わせて業務を任せています。
上司がするべき業務はマネジメントです。
しっかりと成果とやりがいを感られる職場を目指しましょう。
その為に、
- 誰もが大切な人材、戦力と考える
- 何が出来て(得意)、何が出来ない(苦手)か観察する
- 特に最初は出来るような環境を整える
部下は上司が自分をどう評価しているのか気にします。ですから
部下を非難するのではなく、評価出来る仕事を与えること。
⑧あなたのために言ってるんだ!


上司は部下がなかなか納得していない時に言ってしまう言葉、
それを聞いた部下は
私のために⁈大きなお世話だろ!自分が言いたいだけでしょ!
部下のせいにして正論を吐こうとするのは、レベルが低いので止めましょう!
こんなセリフを言われても部下は自分のために言われているとは思いません!
部下は上司が言葉に圧力をかけるために言っていると理解します。
部下は基本、自分の行動が正しいと考えて行動しています。
このセリフを言ったことはありません。何をすべきか部下に繰り返し伝えますが、それを受けてどうするかは部下に任せています。ただし行動が間違っている場合は論理的に伝えて指導します。
上司が意識することはまずは自分が率先して動くことです。
部下は上司の背中を見て同じ方向に向かうものです。
まずすることは、
- するべき事を指し示す
- 上司が仕事に夢中になる
- 出来ている人を評価する
上司が本当に部下のためを思うなら
正しい方向を指し示し実績を上げ、達成感を感じてもらう事です。
⑨みんな通ってきた道だ!


部下が納得いかない時に上手く説明できずに言ってしまう言葉、
それを聞いた部下は
それって今の時代に合っているんですか?
前からやってきた事が正しいというのは正しい説明でないので、止めましょう!
むしろ昔からやっていることが無駄や非効率なことはたくさんあります!
それなのに上司が押し付けがましくこのセリフを言うことに抵抗を感じます。
部下の言ったことの内容をしっかり咀嚼して答えましょう。
現状維持が好きではありません。もっと効果的で生産的なことはないかを追求し続けています。上司の権利は、良くなるために物事を変える決定権を保有している事だと思って行使しています。
特に今はコロナ禍で変革の時代です。
既成概念で物事を見ていたら、あっという間に時代遅れになります。
そのために上司は、
- 常に世の中にアンテナを張る
- 自分達の行っている事を疑ってみる
- 部下の疑問に真摯に向き合う
- いつでも変化する姿勢をもつ
上司がやってきた成功事例ももはや過去の産物です。
今この瞬間に、結果を出し続ける上司こそ評価されます。
⑩とにかくやればいいんだよ!


感情が先走って言ってしまう強引な言葉、
それを聞いた部下は
とにかくやりたくない!
理由もなく目的も説明できない業務を部下にさせることは、止めましょう!
仕事には必ず目的があり目標があるはずです!
上司にはその説明責任があります。
説明したつもりではいけません、納得するように伝えましょう。
毎日朝礼でスタッフへ語っています。今、我々が取り組むべき仕事の内容、それは何の為に行うのか?それを達成した時にどんな景色になるのか?
毎日気持ちこめて語ります。
人は誰でもみんなに貢献して承認を得たいと思っています。
また仕事を通して自己成長をしたいと思っています。
そういった環境が得られるように、
- 会社や職場の課題と対策を明確にする
- 今後の計画と目標を明示する
- それぞれの役割と期待を伝える
仕事を一つづつ実績を出すことで部下の自信にもなります。
部下の成長こそ上司の喜びであるはずです。
まとめ:上司が部下に言ってはいけないこと
今回は職場である部下に対するマイナス発言に対し、
実際に私がしている「発言」や「考え方」についてご紹介しました。
気をつけている発言は、自分がそれを言われて嫌だった経験から学びました。
すでに上司になっている方、これからなる方、どちらでも参考にしてより良い職場をづくりを目指してください。
偉そうに書きましたが、
私自身も振り返ってみると上司になってからも失敗の連続です。
「言っていけない」ことを発言したりして、つい言ってしまう気持ちもわかります。
上司になって言って良いこと、悪いことが分からない…
私の失敗談なども交えて、ココナラで楽しく話しましょう!
上司やリーダーのマネジメントの悩みを解決します 現役支社長があなたの悩みに親身になって、相談に乗ります!こちらの記事もオススメです!


